帝王切開は術後の痛みが大変っていう話はよくきくと思います。
でも、実は辛いのは痛みだけじゃなくて、手術のための食事制限も結構大変なんです。
特に食べるのが好きなわたしは、普通分娩の人の美味しそうな献立を横目に、お粥だけしか食べられないのが地味に悲しかったです。笑
もくじ
帝王切開は空腹との戦いでもある
帝王切開は、麻酔をして行われるため、嘔吐物がのどにつまらないように、前日夜から絶食することが一般的です。
また、帝王切開後は、胃腸が空っぽの状態から通常の食事ができるようにするまでに、段階的に食事を慣らしていく必要があります。
早速、手術前日から手術後までの流れを見ていきたいと思います。
手術前日、手術当日
手術の前日夜から、絶食するように言われることが多いです。
私の場合は、前日夜9時から絶食、水は飲んでも大丈夫という指示でした。
しばらくはしっかりした食事はとれないと思い、手術前日の夜ご飯はリッチなごはんを外食したのを覚えています。笑
手術日の朝、家を出るまでは水を飲んでもよいが、病院に着いたらもう飲まないようにということだったので、家で水を飲んでから出発しました。
術後1日目
手術をした次の日、すでにのどがカラカラでしたが、水はまだ飲めませんでした。
おなかのガスが出ないと、飲食はできないということで、ガスを促すためにキシリトール入りのガムを噛むといい、という話を看護師さんに教えてもらい、朝からガムを噛んでいました。
のどもカラカラ、口の中もスッキリしたかったので、朝からガムが噛めたのは気分転換にもなりよかったです。
夕方から水OK
また、この日の夕方から水を飲む許可がでました。
術後の副作用で熱があったので、水が飲めたのは本当に嬉しかったです。
術後2日目
朝ごはん:麦茶
術後2日目、朝ごはんはあいかわらず食事はなしで、暖かい麦茶のみ。
そろそろご飯が食べたい、、、と切実に思っていました。
昼ごはん:重湯!
昼ごはんには、重湯がでました。
お粥を炊いた時の上澄みの部分です。
米粒が沈んでいないか、よくよくすくってみましたが、残念ながら一粒も米粒は入っていませんでした(泣)。
夜ごはん:三分粥
術後2日目の夜ごはんにて、やっとお粥にありつけました!!
でも、三分粥なのでまだまだ米粒めちゃ少量、、、。
おかずはなーんにもなしなので、実家から母が持ってきてくれた梅干しがとってもありがたかったです!
こっそり梅干しやふりかけを持ち込むのもアリだと思いますよ!
普通のごはんへの道のりは長い。
術後3日目
朝ごはん:五分粥
術後3日目の朝ごはん、お粥が少しレベルアップして、五分粥になりました!
このくらいになってくると、お米もだいぶ入っていてうれしい!
そしてなんと、梅干しもついてきました!!!
昼ごはん:七分粥
お昼ご飯、朝の五分粥からさらにレベルアップして、七分粥!
そして、なんとおかずもたくさん!!!
やっとごはんらしくなってきて、「食べることの喜び」をひしひしと感じました。
夜ごはん:全粥+ほかの人と同じおかず
術後3日目の夜ご飯、やっと全粥と豪華なおかずが!!!!
このおかず、待ちに待っていました!
普通分娩の人はこのおかずを最初の食事から食べていたと思うと、入院代がもったいないような気がしました笑。
メインのおかずは、さつまいもの肉巻きだったのですが、もうーーーほんとにコレ、おいしかったです。
久しぶりのガッツリごはん、幸せでした。
術後4日目
術後4日目にして、やっと普通のごはん開始!
お粥ではなくて普通の白米+たくさんのおかずが出て、ここにきてやっと普通分娩の人と全く同じメニューになりました。
ここまで、ほんとに長かったです。
麦茶しかもらえなかった時の、廊下から香るいい匂いがとても辛かった!!!
お祝い膳も出たよ
ちなみに、産院でよくある「お祝い膳」ですが、帝王切開の場合もしっかりありました!
私の場合は、退院予定日の前日の夕ご飯がお祝い膳でした。
気になるお祝い膳のメニューは、お肉がメインの洋食のコース料理風になってました。
退院したら、赤ちゃんの面倒を見るのに忙しく、なかなかごはんをゆっくり味わって食べることができないので、食事を楽しむ最後のチャンスです!
しっかり痛みに耐えて、我が子を出産した自分、ごはんを食べながら労ってあげましょう。
痛みも辛いけど絶食もつらい!
以上、今回は帝王切開入院時の食事について、流れをご紹介しました。
帝王切開の時の食事ってググってもなかなか情報が出てこなかったので、病院ごとにもちろん段階のつけ方は違うと思うのですが、参考にしていただけたら嬉しいです。
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