出産の準備はやることがたくさん。
ベビーグッズももちろん重要ですが、自分の入院バッグの準備もとても大切です。
今回は、予定帝王切開で娘を出産した私が、入院生活でコレは役に立ったなぁと心から思うアイテムをご紹介したいと思います。
帝王切開後の入院生活、お役立ちアイテムはコレ!
①小さめバッグ
お弁当が入るくらいの、小さな手提げバッグを持って行ったのですが、それが実はとても役に立ちました。
帝王切開後は、傷の痛みがあるため、しばらくのあいだ寝た状態から起き上がるのも大変です。
かといって、マスクやリップクリーム、汗拭きシートなどの小物を全て枕元に置くと、バラバラして落ちてしまったりしますよね。
そんな時に小さめバッグにそういった身の回りのものを入れておくと、必要な時に取り出して使うことができて便利でした。
S字フックを使って、バッグを点滴のポールに引っ掛けておけば、トイレに行く時などにも点滴と一緒にバッグを携帯することができ、重宝しました。
リップクリーム、マスク、ハンドクリーム、汗拭きシート、携帯電話など、すぐに使いたい小物を入れるといいと思います。
②汗拭きシート
私が入院したのは秋だったのですが、汗拭きシートは必須アイテムでした。
というのも、手術後に開腹した影響で高熱が出たからです。
頭や首元などは汗でびっしょりなのに、手術後は数日経たないとシャワーを浴びることができません。
もちろん、一日に一回は看護師さんが熱いタオルで身体を拭いてくれますが、ちょっと首元が気持ち悪いなーという時に、汗拭きシートを使えばリフレッシュすることができ、とても重宝しました。
③ヘアクリップ
ヘアクリップは、入院中に授乳をする時にとても役に立ちました。
授乳って体温の高い赤ちゃんと密着して行うので、すごく暑いんです。
髪を下した状態では暑くて不快だったこと、そして赤ちゃんの顔に髪がかかってしまうと授乳しにくいことから、ヘアクリップでサクッと髪をまとめられるのは、とても手軽で便利でした。
寝るときには髪を結んでいると邪魔なので、バナナクリップのようなヘアクリップを持っていけばすぐにまとめたり外したりすることができて、いいと思います。
④めぐりズム
めぐリズムは、使い捨てのホットアイマスクなのですが、たまたま友人にもらって何かの役に立つかな?と思い入院バッグに入れていました。
使わないかもと思っていたのですが、これが実は結構役に立ちました。
産後すぐの状態は、思った以上に頭が興奮していて、なかなか寝付けなかったため、ホットアイマスクをして少し意識をリラックス状態に持っていくと、眠りやすかったです。
特に産後当日と、翌日は、しっかり眠って身体を休めなくてはならないのに、頭が冴えていてなかなか寝付くことができませんでした。
そこでこのめぐリズムをすると、目元がほわーんとあったまることで、リラックスすることができ、その後スッと眠ることができました。
産後はホルモンの変動で眠りにくいこともあるようです。
出産準備にホットアイマスクを入れておくと安心です。
⑤お茶
これは言うまでもないのですが、超大事です。
お茶でも水でもいいのですが、授乳って本当にのどが渇くので水分を大量に取ることが必要です。
産後すぐは、そこまでたくさん母乳が出ないことが多いのですが、それでものどはとても渇きました。
水分をしっかりとることで、母乳の分泌もよくなるみたいです。
私はほぼ毎日、面会に来てくれる夫にお茶を何本も買ってきてもらっていました。
番外編:夫の支え
入院中にあってよかったアイテム5選をご紹介しましたが、これらのアイテム以上に大きかったのは「夫の支え」です。
どんな出産も夫の支えが本当に大切だと思うのですが、帝王切開の場合は特に「産後」が痛みの山場です。
傷の痛みがあるので、ある程度治ってからでないと、なかなか赤ちゃんのお世話に慣れ始めることができません。
そんな状況で私は「普通分娩の人よりも出遅れている感」を感じ、負い目に思っていました。
早く傷を回復させて、入院中にちゃんと授乳できるようにならなきゃ、という焦りがあったのです。
さらに、痛いのは傷だけではなく色々な不快な症状がありました。
そんな時に、一番支えになってくれたのは夫の存在。
「痛いのはいつまでも続くわけじゃない」ということを、私に認識させてくれました。
そこで私は「今痛くて辛い症状」を一つずつ携帯のメモに書きだし、それらがいつ終わる見込みがあるのか、先生がなんと言っていたのかなどを書き込み、整理しました。
痛みを整理することで、ただ「痛い痛い」と思っているよりも気が楽になり、精神的に落ち着きました。
痛いと気持ちも落ち込みます。
赤ちゃんが無事生まれて嬉しいのに、ホルモンバランスの変化もありポロポロと涙が溢れてくることも、入院中何度もありました。
それでも、そんな状態も必ずそのうち落ち着くし、痛みもどんどん回復してやわらぎます。
話が逸れてしまいましたが、入院準備や入院の心構えの参考になれば幸いです。
だんなさんに助けてもらって、入院生活を乗り切ってくださいね^^
産後の痛みについてはこの記事にも書いています↓
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